
特に興味もなく見過ごしてしまっているような芸能人さんでも、何かの特集でその彼なり彼女なりの歴史やら背景やらを聞くと、すっごく応援したくなってきたりしませんか?
それと同じようなもので、私がデンタルインプラントに惹かれてしまった理由がいくつかあります。その最たるものはオッセオインテグレーションです。
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整形外科医ブローネンマルクは疲れていた。しかし、ここ数カ月、彼が毎日顔を合わせて来たウサギはもっと疲れていたに違いない。なにせそのウサギは実験動物、骨に顕微鏡内蔵の特殊な装置を取り付けられたまま連日繰り返される実験。もはやその目に生気はない。当初はブローネンマルクも動物実験に抵抗感を感じたものだが、他の研究者同様、そんな気持ちはもうとっくにに麻痺してしまっている。そのウサギの実験も今日で終わり、無感動な顔でウサギの実験部位を切開し、装置を取り外す。・・・はずだった。
「外れない?」どうしたわけか、実験装置のチタン製のネジのすべてに骨が完全に密着しているように見える。本来の研究そっちのけで、いそいそと光学顕微鏡を取り出し覗き込む。驚いたことに、チタンのネジの細かい凹凸にまで骨が入り込み、わずかな隙間もなく完全に結合しているではないか。無感動だった彼の顔に赤みが指してきた・・・。
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なんて話をでっちあげて見ました。雰囲気が出したかったので。一応お断りしておきますけれど、博士の名前とウサギを使った動物実験の最中に偶然見つかった現象であることだけは本当です。あとは適当に想像で補っちゃいました。
まあ、そんなこんなで、骨はどうやらチタンがとっても好きみたいです。骨にチタンを埋め込むと一分の隙もなくピッタリと寄り添い、完全に接合してしまうそうです。
この現象を「オッセオインテグレーション」といいます。ちなみに「オッセオ」は骨の意味「インテグレーション」は結合の意味。なんかインテグレーションの部分だけ英語っぽいと思った方、正解です。インテグレーションは英語で、オッセオはラテン語らしいですよ。
どうです?魅力感じませんか?デンタルインプラントにはこのオッセオインテグレーション現象が応用されているのです。